令和4年1月1日(土)
令和四年(紀元2,682年)の壬寅(みづのえとら)の年頭にあたり、謹んで皇室の弥栄(いやさか)と氏子崇敬者の皆様のご平安をお祈り申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が世界中に広がる、未曾有の事態となりました。日本でも未だに感染症の終息の兆しは見えない状況が続いています。
お正月の初詣は、新年の無事と平安を祈願する日本の大切な伝統行事です。当社では御参拝の皆様に安全・安心にお参りいただけるよう、感染症対策に取組んでおりますのでマスクをして余裕を持ってお参り下さい。
新型コロナウイルス感染症予防のため中止とさせていただきます。
令和四年の干支は、壬寅(みづのえ とら)です。
【寅】に割り当てられた動物は【虎】になり、十二支の三番目になります。
【寅】という漢字は、弓矢を両手で引き絞る形を表した象形文字で、矢が放たれる準備段階を示していることから、「動き始め、胎動」といった意味を表しています。
【寅】の文字は、螾(ミミズ)に通じており、暖かくなった春先に土の中で動き始め、発芽を促し新しい命が生まれる意味と云われています。
動物の【虎】は、毛皮の模様から前身が夜空に輝く星として例えられ、四神の霊獣である白虎を始め、多くの画師にも描かれ、お城や神社仏閣の障壁を飾り、強い決断力と才知の象徴として親しまれています。
【虎】は、古来より「千里を走り、千里を帰る」と云い伝えられ、その勇猛果敢な行動力と強い愛情は、厄災を祓い開運招福を授けるとして、多くの人々に崇められて来ました。
本年は、陰から陽に転じ新しく生命が満ち溢れる年。長いコロナ禍の生活から、一日も早く晴れやかな日常を取り戻せるよう祈念致します。
参考文献 月刊若木 神社本庁
石灯篭(大正三年奉献)に干支の『寅』が彫られています。
令和4年壬寅(みづのえ とら)歳を迎えるにあたり、本年も当社氏子で五宮町在住の画家 高濱浩子様より、大絵馬の奉納がございました。
描いて頂いたトラは、太くたくましい脚体で、今にも駆け出しそうな躍動感あふれる姿で参拝者をお迎えいたします。
本殿前に設置しておりますので、お参りの際には是非ご覧ください。
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